表題番号:2019C-482 日付:2021/05/05
研究課題健康経営が生産性に与える効果
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 教授 大湾 秀雄
(連携研究者) 教育・総合科学学術院 教授 黒田祥子
(連携研究者) 同志社大学 准教授 奥平寛子
研究成果概要

健康経営施策の効果検証を行うプロジェクトである。化学メーカー1社の協力を得て、慶應義塾大学の中室牧子先生と共同で実施した禁煙支援プログラムのフィールド実験は、2019年度12~3月に第1回目の介入実験を行ったが、参加者が50名弱と予定よりも大幅に少なかったため、第2回目を2020年度に行うこととした。第一期のみのデータでは、禁煙は、たばこ休憩時間削減とプレゼンティズム改善により労働時間を減少させ、健康問題を理由とする欠勤日数も有意に減少させた。

研究支援体制作りのため、公益財団法人 日本生産性本部、(株)イーウェル社、同志社大学奥平寛子准教授と共に、「健康と生産性」研究会を立ち上げ、参加企業の募集を開始した。