表題番号:2019C-481 日付:2020/05/03
研究課題政治情報に対する選択的接触傾向の日米比較
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 助手 劉 凌
研究成果概要
有権者はメディアの政治報道に接する際に、自らの意見と一貫する情報を積極的に接触し、相容れない内容を避けるという傾向があると言われる。この傾向は「政治的選択的接触」(Political Selective Exposure)とも呼ばれ、そのことへの懸念が昨今のポスト真実の伝播と言われる状況を踏まえて、特に高まっている。本研究では、日本とアメリカにおける政治的選択的接触の傾向に違いがあるのかを解明することを目的としていた。研究手法としては、オンライン調査実験(Survey Experiment)を行う。本課題では、調査実験を実施するための事前調査を行った。成果の一部が、3rd WASEDA BRUSSELS CONFERENCEにて報告された。