表題番号:2019C-470 日付:2020/04/10
研究課題オペラがニュー・ジャーマン・シネマに与えたインパクト―その社会史的考察
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 教授 荻野 静男
研究成果概要

オペラとニュー・ジャーマン・シネマとの関係性について研究し、主に文献調査及び映画視聴を行う。北米出身研究者による文献―フリンの『ニュー・ジャーマン・シネマ音楽、歴史、スタイルの問題』やクズニアルの『同性愛のドイツ映画』等を読む。

視聴映画はクルーゲの『感情の力』、シュレーターの『マリア・マリブランの死』、トラウトの『処女マシーン』等である。映画中のオペラ・社会史分析を試みた。

クルーゲは著書『戦闘の記述』、『最初の想像的オペラ・ガイド』において、映画と同様コラージュの手法を用いている事が判明する。

20202月ミュンヘンの映画博物館及びテレビ映画大学図書館にて、主にクルーゲの映像・文献資料にあたる。