表題番号:2019C-419 日付:2020/02/12
研究課題競技性をもつ理科実験教材の開発とアクティブラーニングへの応用
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等学院 教諭 竹田 淳一郎
研究成果概要
 理科は実験を必要不可欠とすることが他の教科と異なるが,あらかじめ結果がわかっているテーマで実験を行うことが基本であり,その内容をアクティブラーニングに適用するには教員が発問の方法を工夫するなどの高いスキルが必要である。そこで中学の新課程で導入されるイオン化傾向~ダニエル電池までの流れの中で使用できる教材の開発を試みた。 新課程で導入される金属のイオン化傾向に関して、競技性を導入することで生徒の理解が深まるように実験を工夫した。また、株式会社ナリカとダニエル電池の新規教材について共同開発を行った。開発した教材は「ダニエル電池(セパレートカップ式)カタログNo:B10-2013」として実際に販売されている。以上の成果は日本理科教育学会第69回全国大会で「イオン化傾向、ダニエル電池を中学理科に導入する試み ~学習指導要領の改訂を見据えて~」というタイトルで口頭発を行った。