表題番号:2019C-412
日付:2021/03/29
研究課題賭博罪の基礎研究およびギャンブル教育プログラムの開発
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 高等学院 | 教諭 | 川田 泰之 |
- 研究成果概要
- カジノを含む統合型リゾート(IR)の開設が間近に迫る中、ギャンブル教育の教材開発は喫緊の課題となっている。しかし、ギャンブルの危険性を伝えるパンフレット等を教材として、教員が一方的に説明するのみでは、その効果には疑問が残る。そこで、ギャンブル教育を大人が用意するのではなくて、一定の情報を提供した上で、生徒自身にギャンブル教育の内容を発案させれば、生徒がギャンブルをめぐる諸問題について主体的に考察するようになり、より効果的な授業を展開できると考えた。以上の構想に基づく授業を実践したところ、いくつかの課題は残ったものの、一定の成果を得た。