表題番号:2019C-406 日付:2020/04/08
研究課題日本語学習者の作文に対する主観評価基準と客観評価基準の関連性
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 日本語教育研究センター 講師 伊藤 奈津美
(連携研究者) 日本語教育研究センター 講師(任期付) 岩下智彦
研究成果概要
本研究は、あるコースで学ぶ約50名の初中級レベルの日本語学習者の作文を、ルーブリック(主観評価基準、以下RB)を用いて評価し、その評価と日本語文章難易度判別システムを用いた客観評価基準との関連性および縦断的な分析を行うことを目的とする。RBを用いて4名の教員にコース初期と後期の作文の評価を依頼し、その結果を多相ラッシュモデルにより分析した。また、主観評価結果と客観評価結果の相関分析を行った。さらに、コース後期に書かれたレポートを対象に、一貫性を評価者がどの部分をどのように評価しているのかを明らかにするため、一貫性に着目したRBを用いて評価を依頼した。結果は今後分析する予定である。