表題番号:2019C-405 日付:2020/06/01
研究課題非対面/対面コミュニケーションでの断りに関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 日本語教育研究センター 講師 吉田 好美
研究成果概要
本研究課題は、2017年度研究課題「非対面コミュニケーションでの断りに関する研究」の継続課題である。本課題では、非対面コミュニケーションツールの中でもLINEを取り上げる。日本語母語場面の断りの特徴を明らかにすることを目的とし、コミュニケーションにおける摩擦の軽減を目指す。LINEにおいて、勧誘から断りに至るまでに行われたやりとりと、断り出現後のやりとりについて、その構造という観点から分析を行った。研究成果は「LINEにおける断りの構造についての一考察」として、日本比較文化学会にて口頭発表を行った。今後はさらにデータを加えることによって分析の精緻化を進める予定である。