表題番号:2019C-390 日付:2020/04/02
研究課題発展途上国における留学の開発・外交へのインパクト研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 大学院アジア太平洋研究科 教授 黒田 一雄
研究成果概要



本研究では、海外留学が途上国開発におよぼすインパクトを明らかにするために、途上国で知識基盤形成の拠点となり指導的人材の育成に重要な役割を果たす主要な大学を取り上げて、教員の海外留学に関する次の量的研究と質的研究をおこなう。量的研究では、アセアンの主要大学の大学教員を対象に海外留学経験や留学の成果と開発インパクトについての意識などに関する質問紙調査を行い、教員の海外留学が教員個人と教員の所属する大学や社会にどのようなインパクトをもたらしたのかを明らかにする。本年度は、学会などでの発表や資料収集を重ねたうえで、ベトナム国家大学ハノイ校及びハノイ理工大学の教員へのサーベイ調査の準備を行った。