表題番号:2019C-363 日付:2021/11/21
研究課題大規模スポーツイベントの社会的影響の測定に関する基礎的検討
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 教授 松岡 宏高
研究成果概要

本研究の目的は、スポーツイベントの社会的影響を多次元的に測定する尺度作成の基盤となる概念と項目の検討を行うことであった。先行研究の再検討および情報収集を通して抽出された社会的影響の構成要素を含む尺度モデルをテストするため、2019ラグビーワールドカップの試合開催地(5都府県)の住民を対象にインターネット調査を実施した(新型ウイルス感染拡大の影響で研究期間を延長し、方法を変更)。分析の結果、尺度モデル(8因子)のデータへの適合が認められた。オリンピック・パラリンピックの社会的影響の測定(科研費:基盤研究Cについては、この測定尺度を改編して用いることが可能であることが確認された。