表題番号:2019C-360 日付:2020/03/04
研究課題就労者における職場内環境要因が就業中の座位行動に与える影響
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 教授 岡 浩一朗
研究成果概要
国内の二都市に在住する4064歳の中年者227名の加速度計データを解析した。職場内社会環境要因と勤務時間内の座位行動指標の関連について検討したところ、「職場の多くの同僚が意識して中断しているのを見かける」の項目は、座位の中断回数と有意な正の関連があり、30分以上連続する座位時間の合計と有意な負の関連を示した。また、「私は中断するように心がけている」の項目は座位の中断回数と負の関連、総座位時間と正の関連がみられた。男性において、「私にとって中断することはストレスである」の項目が座位の中断回数と負の関連、総座位時間と正の関連、30分以上連続する座位時間の合計との間に正の関連が認められた。