表題番号:2019C-347
日付:2020/04/30
研究課題日本とスウェーデンにおける固定遊具と設置・管理システムに関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 助手 | 宮本 雄司 |
- 研究成果概要
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2019年4月~2020年1月に、固定遊具の設置から幼児の固定遊具あそびの状況について、固定遊具メーカーと幼稚園へヒアリング調査を行った。合わせて、幼稚園年長児30名を対象に、固定遊具あそびと園庭での自由あそびの実態について、各30分間の歩数を測定し、比較・分析を行った。その結果、
(1)固定遊具メーカーは、幼児体育の有識者に監修を依頼し、4つの運動スキルを習得でき、子どもの健全育成に必要な5つの側面を発達させること意図した総合遊具を開発していた。
(2)幼児の運動あそびの実態として、30分間の歩数推移をみると、走り回る外あそびは、後半歩数が減少するが、総合遊具あそびは、継続的に動き続けていた。子どもたちがあそび続けたいと思う要素が、総合遊具あそびにあるものと推察した。