表題番号:2019C-345 日付:2020/04/10
研究課題性周期が就寝中の胸部皮膚温に及ぼす影響
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 助教 丸井 朱里
研究成果概要

本研究では、起床時の舌下温度と就寝中の胸部皮膚温度を3ヵ月程度連続的に測定することで、性周期が就寝中の胸部皮膚温度に及ぼす影響についてより詳しく調べることを目的とした。被験者は健康な20歳代の女性12名とした。左胸下部に直径1.5cmの温度センサ付きロガーが固定された衣類を毎就寝時に装着し、就寝中に15分間隔で皮膚温度を測定した。毎起床後、市販の基礎体温計を用いて舌下温度を測定した。本研究より、性周期は就寝中の胸部皮膚温度に影響を及ぼすことが示唆された。また胸部皮膚温度を連続的に測定することで、より正確に性周期を把握できる可能性が考えられた。