表題番号:2019C-336 日付:2020/02/13
研究課題認知行動療法トレーニング・ガイドラインの策定と普及に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 鈴木 伸一
研究成果概要

本研究の目的は、わが国における認知行動療法の質保証及び均てん化と,それを担保する養成プログラムの最適化を図るために,認知行動療法に必要とされるコア・コンピテンスを解明するとともに,それらを育成するための教育研修内容を明らかにすることであった。研究の結果、我が国の大学院過程で行われている認知行動療法トレーニングは、英国のトレーニングに比べていまだ発展途上であり、さらなる充実が必要であることが明らかにされた。特に、実務経験を通したスーパービジョン体制が英国に比べて希薄である点が問題点として明らかになった。