表題番号:2019C-320 日付:2020/02/12
研究課題VR・ARを用いた災害時用援護者を含む避難誘導計画・介助避難計画の検討
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 佐野 友紀
研究成果概要
VR・ARを用いた災害時用援護者を含む避難誘導計画・介助避難計画の検討として、被験者を用いた予備実験及び本実験を行った。具体的には、VR空間内に誘導灯を設置した実空間をモデルとした空間を設置して、避難出口探索実験を実施した。この際、誘導灯の設置方法、被験者の視点を実験条件として変更し、健常者と災害時要援護者として車いす利用者を想定した実験を行った。被験者数は40名である。結果として、吊り下げ型の誘導灯は床面型の誘導灯よりも遠方から視認されること、誘導灯を斜め投方向から見る位置では視認性が下がることが明らかになった。成果は、日本建築学会、日本火災学会等の国内学会にて発表予定である。