表題番号:2019C-292 日付:2020/06/01
研究課題無線通信を利用した高齢者見守りシステムの開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 准教授 立野 繁之
研究成果概要
本研究では、病院での入院患者や介護施設の入所者の安全性の確保すること、および看護師・介護スタッフの作業の効率化を目標として、IoT用の近距離無線通信規格であるZigBeeを用いて、患者や要介護者の現在位置や活動情報を離れた箇所にある監視室でリアルタイムにモニタリングするシステムの開発を行った。

本年度は監視見守り対象者が持ち運ぶポータブルデバイスの小型化、省電力化、およびIMUやGPSを搭載した各種モデルのプロトタイプの製作を行った。その結果、昨年度までのデバイスと比較し、サイズを40%程度に小型化することと、バッテリ使用時間を80%程度延長する事が可能となった。