表題番号:2019C-288 日付:2020/04/04
研究課題線形性と消費電力を自立制御できる24GHz帯パワーアンプICの研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 吉増 敏彦
研究成果概要

高速・大容量無線通信や車の自動運転システムに応用可能な「線形性と消費電力を自己制御可能なパワーアンプIC」を実現することを目的に、56-nm SOI CMOSプロセスを用いて、新規バイアス電流制御回路を考案し、さらに回路シミュレーションにより、パワーアンプの特性を確認した。その結果、電源電圧=3.6 Vで線形出力=20 dBm (100 mW)、利得=13.2 dB、最大電力付加効率=41.4 %、入力側リターンロス=20 dBの良好な特性が得られた。