表題番号:2019C-252 日付:2020/05/30
研究課題アト秒高次高調波を利用した光イオン化過程の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 教授 新倉 弘倫
研究成果概要

波長約790nmの高強度のレーザーパルス(基本波)とその二倍波を希ガスに集光し、極端紫外領域にエネルギー領域を持つアト秒高次高調波を発生した。高次高調波を赤外レーザーパルスとともに希ガスに照射し、放出された光電子の運動量分布をVelocity Map Imaging法で測定した。基本波と二倍波との時間差や、発生効率を変えることで、高次高調波のスペクトルを制御し、どのように光電子の運動量分布が変化するのかを測定した。