表題番号:2019C-205 日付:2022/04/18
研究課題VR空間におけるルームスケール・インタラクションがユーザ体験に与える影響
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 助手 伴地 芳啓
研究成果概要
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いたバーチャルリアリティ(VR)体験においては、デバイスによる制限により大きく、3軸自由度の移動に制限のあるものと、6軸自由度の自由に移動のできるものがある。特に6軸自由度では、現実世界と同様に足を使って移動することでVR空間を自由に移動することが可能であり、現実空間(部屋)全体を使用した自由度の高い体験がルームスケールで可能となる。しかしながら、HMDを装着した状態で部屋の中を動き回ると、VR空間を体験しながら外界の確認をすることができないため、非常に危険な行為となる。そこで、VR空間にありながら危険を回避する人間工学的な検討が必須である。