表題番号:2019C-202 日付:2019/11/08
研究課題Bio-inspired Reality : 生物から着想を得たメディアの創出と新たな生命性の試み
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 准教授 橋田 朋子
研究成果概要
生物・生命から着想を得たインタフェースやメディアを創出し, 体験者に新たに拡張された生命性を提供することを目的に(1)生物の機能を素材や動力として活かした新たな生き物らしさ感じさせるメディア(2)生物の設計思想を人工物に転用したメディア, の実装に取り組んだ(1)を満たす仕組みとして, タンポポの冠毛を静電気を介した制御により生きているかのように立ち・歩き・飛び跳ねさせ, 新たな生命性を想起させる作品「けさらんパパス:生きた冠毛」を実装しアートコンペにノミネートされた. (2)として生き物の利他的・自律的な自死(アポトーシス)に着想を得た人工物の死のフレームワーク「rapoptosis」システムを実装し, 国際学会HCIIで発表した.