表題番号:2019C-198 日付:2020/03/24
研究課題デジタル社会に向け長期的に高信頼かつ超低消費電力メモリの研究開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 史 又華
研究成果概要
デジタル社会において、データの量が爆発的に増加しているため、メモリ回路の重要性はますます重要になってきている。しかし微細化によってトランジスタの性能ばらつきやソフトエラーの発生率が増大した事と、SRAM (Static Random Access Memory) と呼ばれるメモリの容量が増大し歩留まりが悪くなったことでメモリの消費電力は増大している。そのため、今後のデジタル社会の実現のために、長期的高信頼化かつ超低消費電力化メモリ設計技術の開発が急務である。本研究ではメモリ回路(特にSRAM回路)の長期的に高信頼化・低消費電力化を目的とした回路設計技術の研究開発を行った。特に、低消費電力化かつ長期的な安定性向上の設計技術を提案し、その有効性を評価した。