表題番号:2019C-190 日付:2020/03/13
研究課題アクティブ認証の高度化に関わる研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 山名 早人
研究成果概要

近年、スマートフォンなどの携帯端末や銀行ATMなどで生体認証が取り入れられている。しかし、指紋や静脈といった生体認証のみではセキュリティを確実に保つことが難しい。本研究では、こうした生体認証の先を行く技術として、各種認証技術の基盤研究を実施した。一つは、ATM等におけるキーパッド入力を対象とした認証、もう一つはスマートフォンを対象とした認証である。キーパッド入力に対しては入力時の指の特徴量(長さ、骨格等)、スマートフォン入力に対しては入力時のタッチストロークの特徴量(速度、圧力等)を用いパッシブ認証(利用者の明示的な認証動作なく利用行動から自動認証)の実現可能性をそれぞれの外部発表により示した。