表題番号:2019C-155 日付:2020/04/29
研究課題開発と経済成長のプロソポグラフィ
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 商学部 教授 矢後 和彦
研究成果概要
 本研究課題では、開発金融と成長政策の国際的な次元に焦点をあて、とりわけこれらの政策領域を担った人物の集合的伝記研究(プロソポグラフィ)を行った。研究期間においては、援助政策、所得倍増計画、オイルダラーの還流問題という3つのトピックを軸に経済協力開発機構(OECD)の対日政策を取り上げた。プロソポグラフィの方法としては、代表団の人的ネットワーク、成長理論・開発理論の理論家たちの思想と行動、経済審議会・対外経済協力審議会など日本の当局の政策論理を検討した。