表題番号:2019C-154 日付:2019/11/07
研究課題コーポレートガバナンスが働き方および雇用に与える影響
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 商学部 教授 久保 克行
研究成果概要

今回の研究ではコーポレートガバナンスと雇用の関係に注目している。日本において、スチュワードシップコード、コーポレートガバナンスコードの導入に代表されるようにコーポレートガバナンスに大きな変化が起きている。所有構造を見た場合、長期的には保合い株式比率が減少し、外国人持株が増加している。取締役会については、取締役の人数が減少し、社外取締役が増加している。過去の研究の多くは、これらが企業の業績に与える影響を分析している。ここで問題となるのは、雇用に関してどのような影響があるかということである。