表題番号:2019C-112
日付:2020/03/26
研究課題日本における言語学習アドバイジングの普及に向けて
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 教育・総合科学学術院 教育学部 | 助手 | 安田 利典 |
- 研究成果概要
- 言語学習アドバイジング(ALL)の日本での普及は十分ではない。研究代表者は、ALLを行える英語教師を育成すべく、アドバイザー訓練プログラム(以下、訓練)を開発中である。本研究課題では、新任予定の英語教師を訓練参加者とし、参加者どうしの相互交流が訓練遂行に与える影響、訓練全体が英語教師としての在り方に与える影響を分析した。結果、訓練中に参加者どうしで悩みを相談し合えると、解決策が共有されて訓練に対する不安が減る、訓練後、英語教師として学習者の個性を重視する方向に傾くが、その後の教育実践の中で当該傾向は減少することが分かった。以上に基づき、現行の訓練プログラムをさらに改善する予定である。