表題番号:2019C-104 日付:2019/11/01
研究課題近・現代東南アジア地域における日本語文献の受容・流通についての研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 教授 和田 敦彦
(連携研究者) 教育・総合科学学術院 教授 和田敦彦
研究成果概要
 研究成果としては大きく二つに分けられる。一つは日本語資料の海外における所蔵、あるいはその読書環境に関する調査とその成果、もう一つは、対外的な日本の文化政策に関する研究成果である。前者については、本年はこれまでのベトナムに所蔵されている戦前・戦中の日本語資料調査が成果としてまとまった。また、招聘教授の機会を得たブラジルにおいて、特に戦時期の日本語出版物の流通、読書に関する調査が可能となり、成果をあげることが可能となった。後者については、対外文化政策と日本国内の教学再編との連動性について具体的に明らかにした。