表題番号:2019C-088
日付:2020/05/31
研究課題現代演劇における観客をめぐる美学的・思想的変化
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 文学学術院 文学部 | 教授 | 藤井 慎太郎 |
- 研究成果概要
- アヴィニョン演劇祭、エクサン・プロヴァンス音楽祭、アルル国際写真展を訪れ、9日間の滞在中に25本の上演作品(および大規模写真展)の調査・研究、さらに資料収集を行った。クリスティアーヌ・ジャタイ『あふれ出る現在 私たちのオデュッセイア』、キリル・セレブレンニコフ『アウトサイド』、フランソワ・グルモー『フェードル!』、ダニエル・ジャンヌトー『あとは映画でご存じ』、トミー・ミヨー『裂け目』(以上アヴィニョン)、ロメオ・カステルッチ『レクイエム』(エクサン・プロヴァンス)といったすぐれた作品の上演に立ち会うことができた。とりわけクリスティアーヌ・ジャタイ作品は独特な舞台と客席の空間的使用によって、本研究課題にきわめてよく合致する作品であり、意味のある滞在となった。合わせて演劇・劇場関係者との意見交換・情報収集も行った。