表題番号:2019C-079
日付:2020/07/30
研究課題社会的価値観についての認知マップを利用した測定と面接研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 文学学術院 文学部 | 教授 | 竹村 和久 |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 大学院生 | 川杉桂太 |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 大学院生 | 村上始 |
(連携研究者) | 北里大学 | 教授 | 岩満優美 |
(連携研究者) | 静岡県立大学 | 講師 | 玉利祐樹 |
(連携研究者) | 徳山大学 | 准教授 | 井出野尚 |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 大学院生 | 渡辺藍丸 |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 大学院生 | 李芝林 |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 大学院生 | 劉放 |
(連携研究者) | 国立成功大学 | 教授 | 楊政達 |
- 研究成果概要
本研究の目的は、人々が社会事象や対人関係についての社会的認知を捉えるうえで、空間表現や言語表現を加えた測定による定性的測定法の開発と数理モデルを利用し定量的測定法の開発を行い、両者を統合することである。本研究では、人々の社会観を定性的に解釈するだけでなく、特異値分解、ウェーブレット解析、フーリエ解析、ファジィ集合論的分析などのデータの解析の観点から統一的かつ計量的に分析し、より客観的な分析手法を開発して、街づくりや組織の問題認識に役立ちうる方法論を確立することを目指した。本研究では、いずれにおいても参加者への副作用や侵襲性はないが、調査においては参加者の同意や社会的コンセンサスを必要とするので、倫理審査も受けるだけでなく人権及び利益の保護の取扱いについて十分配慮した。また、本研究の成果は、日本心理学会の研究誌や国内外の書籍(Springer社など)で発表した。