表題番号:2018S-169
日付:2019/04/05
研究課題ワークショップにおける可視化型リフレクションの有用性に関する分析
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 助手 | 藤城 晴佳 |
- 研究成果概要
本研究では、過程に着目した議論の見える化(visualized discussion)ではなく、相互評価の観点から、思考の可視化(visualized reflection)に焦点を当て、グラフィックレコーディング(以下、GR)を活用した実践活動を行なった。
1) 自身の考えを可視化する場面と、2) 話し合いの課程をまとめる場面の二場面を対象に分析を行なった結果、協働活動におけるプロセスの可視化のみならず、「自身の考えを可視化する」という行為を通してのリフレクション活動として、GRは有用であることが確認された。
今後はこの結果をもとに、インフォーマルな実践活動におけるリフレクションに着目し、調査を進める予定である。