表題番号:2018S-161
日付:2019/04/08
研究課題幼児期の食事道具使用における両手協調の変化の過程
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 助手 | 青木 洋子 |
- 研究成果概要
本研究は食器と食具の両手操作の発達過程を明らかにするため、スプーンを持たない手の動きを分析した。対象は保育園1歳クラスの男女1名だった。その結果、男児は【保持・固定】の割合が低く女児は高かったこと、女児はスプーンですくっている食器とは別の食器に手を添えている頻度が男児より高かったことから、機能的ではなく形式的に手を添えている可能性があること、【スプーンの食べ物を押さえる】は両者とも低いこと、【すくう時に食べ物を押さえる】は両者とも観察期間の後半に増加したこと、【食べ物を口に押し込む】は、男児が観察期間の後半に減少したことなどが明らかとなった。2歳児クラス以上は保育園での予備観察を実施した。
p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; text-align: justify; font: 11.0px 'MS Gothic'} p.p2 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; text-align: justify; font: 11.0px 'MS Gothic'; min-height: 11.0px}