表題番号:2018S-102 日付:2019/04/08
研究課題都市公共空間の利用価値および住環境向上のための空間分類と空間評価と運営体制の評価
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 助手 宮嶋 春風
研究成果概要
東京都内の公共空間の中で、空間で分類すると広場(駅前広場・公園・緑地等)・線状(道路・高架下・暗渠・線路跡地・道路予定地等)と大別でき、本年度はその中で線状空間に着目し、東京23区の道路・高架下・暗渠・線路跡地・道路予定地の調査を行った。空間利用や占有、構成要素、ルールや制度の決定に関わる、行政・商店会・歩行者や個人の関係についての介入具合を調べたところ、空間の構成要素の決定権をもつ行政と商店会の関係性の違いによって空間の作り方が変化し、商店会が主体となって線状空間の利用形態に介入している場所では、管理等の団結を取ることができることで、空間利用に影響を及ぼすことが判明した。