表題番号:2018S-058
日付:2019/04/01
研究課題希土類元素の太陽系元素存在度
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 教育・総合科学学術院 教育学部 | 教授 | 海老原 充 |
- 研究成果概要
- 太陽系の元素存在度は太陽系を構成する物質の元素の相対存在度であり、太陽系に関する最も基本的な数値である。地球に飛来する隕石のうち、CIコンドライト隕石はほとんどの元素で太陽系の元素組成をもつ。本研究では、誘導結合プラズマ質量分析 (ICP-MS) 法を用いて、CIコンドライト隕石中の希土類元素 (REE) を精度、確度ともに高い分析値を求め、その結果をもとに現時点でもっとも妥当な希土類元素に関する太陽系存在度を推定することを目的とした。本報告書作成時点で、早稲田大学の新しい研究室に移設したICP-MS装置によるREE定量法を確立し、研究目的を達成すべく、実験を継続している。