表題番号:2018S-052 日付:2019/04/08
研究課題話し合いを通した課題解決が効果的になされるための介入研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 助手 遠田 将大
研究成果概要
本研究の目的は,話し合いを通した課題解決が効果的になされるためには,どのような介入が有効なのかを検討することであった。当初は,すぐに介入研究を実施する予定であったが,本研究の関連領域である協同学習研究を概観した結果,協同学習初学児童を対象にした研究が少なく,介入研究のためにもプロセス研究の解明が必要と考えられた。そのため,まずプロセス研究から行うこととした。本研究では,協同学習初学児童が協同的な学びを開始するプロセスについて分析し,協同的な学びの成立および不成立のメカニズムを明らかにした。今後は,この結果を元に介入研究を実施する予定である。