表題番号:2018S-044 日付:2019/02/05
研究課題本文異同から探る南北朝時代における『太平記』の享受についての研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文学部 准教授 和田 琢磨
研究成果概要

論文「物語と前近代の日本の地域社会ーー架蔵『太平記』絵巻の紹介と位置付け」の前半部では、南北朝時代・室町時代初期における『太平記』の生成と享受の問題について論じた。また、口頭発表「『太平記』と武家――南北朝・室町時代を中心に――」(国際日本文化研究センター共同研究会  2018年11月17日)では、『太平記』の本文異同と南北朝時代・室町時代の守護大名との関係について、天正本の研究史を整理検証しながら論じた。同じく口頭発表「物語と前近代の日本の地域社会――架蔵『太平記』絵巻の紹介と位置付け――」(第10回東アジア人文学フォーラム  2018年12月16日)の詳細は、前掲論文を参照されたい。