表題番号:2018S-018 日付:2019/04/08
研究課題非典型担保の倒産手続における処遇とその理論的根拠
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 助手 加藤 甲斐斗
研究成果概要

1.本特定課題研究は、各種非典型担保の法形式が倒産手続との関係で修正、変容を受ける根拠はどこに求めることができるか解明するとともに、また、各種非典型担保の倒産手続上の処遇につきこれを統一的に説明する理論の構築を試みるものである。

2.本件特定課題研究によって、非典型担保の倒産手続上の処遇の変遷等を検討、分析し、上記根拠や理論を解明するための基礎となる知見等を得た。報告者は、さらに我が国の倒産法制に重大な影響を与えた米国連邦倒産法において、我が国の各種非典型担保と類似のモデルの担保付取引がどのように処遇されているのか等についても詳細な検討を行い、その結果を早稲田法学等に公表する予定である。