表題番号:2018K-458 日付:2019/04/08
研究課題現代ハラール産業と「ムスリム・フレンドリー」の日台比較
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等研究所 講師 砂井 紫里
研究成果概要
本研究の目的は、現代ハラール産業にみる宗教的価値の再解釈と「多文化共生」に関する文化人類学的研究の一環として、日本と台湾の「ハラール」及び「ムスリム・フレンドリー」をめぐる現状を明らかにすることである。台湾事例について、6月に台北において現地調査を実施した。事業者向けムスリム旅行者対応のセミナーを事例として取り上げ、日本と台湾の事例を比較し、それぞれの「ハラール産業」像と、「一般的」イスラーム理解について抽出することを試みた。その成果の一部をベルギーで開催された国際会議(2018年6月)で口頭発表を行った。また台湾事例について、学会誌に投稿し採択された(印刷中)。