表題番号:2018K-427
日付:2019/02/07
研究課題物理を学ぶ動機付け・有用感を高める分野融合型探究的学習プログラムの開発
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 高等学院 | 教諭 | 小川 慎二郎 |
- 研究成果概要
- 「物理概念の深い理解」と「物理の有用感向上」の両立を目的として、物理法則の応用を体験的に学ばせるために、中学1年生を対象に「見たもののイメージをいかに具体表現するか」というテーマの科学と芸術の融合プログラムを開発した。理科授業では「鏡に映る自分の顔の虚像の見え方」の実験に加えて「自動透視図法描画装置」を用いたスケッチの実習を行い、美術授業では「透視図法を用いた描画」や「建築物デッサン」に取り組ませた。このプログラムにより「幾何光学の法則理解」と共に「芸術表現とは何か?」を考える機会を創出し、目的を達することができた。今後の課題は「時間数および評価テストの方法」「他分野との連携の拡大」等である。