表題番号:2018K-359
日付:2019/04/08
研究課題アクティブラーニングにおける最適なグループ構成手法の提案
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 准教授 | 森田 裕介 |
(連携研究者) | 人間科学学術院 | 助教 | 長濱澄 |
- 研究成果概要
- 本研究では,学習者の特性を考慮したグループ構成を行い,段階的に議論参加できるよう工夫する授業支援方法の提案を目的とした.対面授業では,教員による解説,議論,発表が含まれていた.提案は次の三段階で支援することである.まず,学習者特性(活動的学習者,内省的学習者)を確認する.次に,授業におけるグループ構成を15コマの授業の中で段階的に行っていく.特に,内省的学習者については,序盤では同じ学習スタイルの学習者でグループを構成し,議論に慣れさせる必要がある.最後に,授業後半において,発表機会が少なかった学習者に発表を促すよう指示をする.提案した授業デザインの効果を多角的に検証することが今後の課題である.