表題番号:2018K-358 日付:2019/04/09
研究課題ウェアラブルデバイスを用いたティーチングアシスタントの授業中の行動評価
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 准教授 尾澤 重知
研究成果概要
大学教育におけるアクティブラーニング型の授業、とりわけプロジェクト型学習の授業においてはティーチングアシスタント(TA)による支援が欠かせない。しかし、教員にとっては通常の履修学生の指導助言に加え、TAチームの活動への支援やマネジメントが負担となる場合がある。本研究では、TAが学生に対して行う支援をより高度化するために、高精度の位置情報システムを用いてTAの行動を把握し、フィードバックを行うシステムを開発した。授業内で複数回試行した結果、机間巡視などのTAの行動や履修学生とのコミュニケーションの時間など定量的な測定が可能であり、TAの活動の振り返りに有効であることが分かった。