表題番号:2018K-346
日付:2019/04/02
研究課題哺乳類脳形成における中心体関連タンパク質の機能解析
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 教授 | 榊原 伸一 |
- 研究成果概要
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ヒトの遺伝性小頭症Filippi症候群の原因遺伝子radmisは,胎児期~成体脳の神経前駆細胞の分裂紡錘体極・中心体に局在し,中心体複製や紡錘体形成を制御することで神経前駆細胞の正常分裂進行に必須の機能を担うと推定される。radmis蛋白質は神経幹細胞系譜の放射状突起と分裂時の紡錘体極中心体に局在する。放射状突起中での発現分布を二重免疫蛍光染色法により比較した結果、radmisの分布は中間径フィラメントnestin やvimentinの分布と一致していた。さらに抗radmis抗体と抗vimentin抗体による金コロイド二重染色により免疫電子顕微鏡法で解析したところ、放射状突起内でradmisはvimentinの極めて近傍に存在し相互作用していることが示唆された。