表題番号:2018K-345
日付:2019/03/14
研究課題医療心理学領域における心理士養成システムに関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 教授 | 鈴木 伸一 |
(連携研究者) | 兵庫教育大学 | 准教授 | 伊藤大輔 |
(連携研究者) | 桜美林大学 | 講師 | 小関俊祐 |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 助手 | 小川祐子 |
(連携研究者) | 国立がん研究センター | 心理師 | 柳井優子 |
- 研究成果概要
わが国の臨床心理学専門家教育は一定の成果を上げているが,身体疾患患者を対象とした医療心理学の領域においては,欧米に大きく遅れを取っている.我が国では,臨床心理の国家資格化制度のスタートにあたり,がんや心臓疾患,生活習慣病をはじめとする主要な身体疾患患者のメンタルケアをチーム医療の一員として担うことができる医療心理学の専門家の教育・実習システムの確立が急務である.
このような問題意識を背景に、医療心理学の専門家の養成システムや,医療機関でのメンタルケアシステムの先進的な取り組みを調査し,日本における臨床心理学教育の方向性を検討を行った。