表題番号:2018K-315 日付:2019/02/06
研究課題刑事立法の超実定法的制約原理としての規範論に関する基礎研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 社会科学総合学術院 社会科学部 教授 仲道 祐樹
研究成果概要
 本研究課題においては、ドイツにおける規範論の現状を把握することを目的とした。研究の進捗に応じて、①文献調査およびその整理、②研究会での文献紹介、③ドイツ語での論文投稿を行った。
 20184月から7月にかけて集中的にドイツ規範論関連の文献の収集を行い、規範論を主要アプローチとする研究者群を6つのクラスターに分類し、全体の見取り図を作成した。
 これを踏まえて、有志による研究会を組織し、分担して各論者の規範理論の全貌を明らかにする作業を開始した。この研究会は、本研究期間終了後も継続する予定である。
 さらに本研究課題に関連し、規範論に関するドイツ語論文を執筆した。2019年中にはドイツで公刊される予定である。
 もっとも、研究期間内でドイツ規範論の全体像を把握するには至らなかった。外部資金を得るなどしてさらに研究を継続していく予定である。