表題番号:2018K-303 日付:2019/03/12
研究課題ディープラーニングを利用したボイラープラント監視制御システムにおける異常予知に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 藤村 茂
研究成果概要
本研究課題は,ボイラープラントのプロセス制御監視生産システムにおける異常予知システムの実現を目的としている.今年度は,ボイラープラントにおけるバーナー制御,燃料O2制御,チューブ劣化,ダンパー制御等の重要な部分の一部を対象とし,オペレータ支援機能を含む異常予知システムを実現するためのディープニューラルネットワークのモデルを提案した.まず,企業でのヒアリングを実施し,実際のプラントオペレーションの方法を解析した.そして,ボイラープラントの異常予知に汎用的に利用できる一つのディープラーニングのモデルを提案し,実プラントでのデータを利用してこのモデルの有効性を評価した.