表題番号:2018K-272 日付:2019/04/03
研究課題高駆虫活性物質、16-ケトアスペルジルイミドの短工程不斉全合成研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 教授 中田 雅久
研究成果概要

既知化合物からtert-ブチル 2-ホルミル-3-(2-メチルブト-3-エン-2-イル)-1H-ピロール-1-カルボキシレート(1)、ジエチル ((8S,8aS)-8-メチル-1,4-ジオキソオクタヒドロピロロ[1,2-a]ピラジン-3-イル)ホスホネート(2)を合成できた。12のホーナー-ワズワース--エモンズ反応により得た化合物とアセチルクロリドとの反応により、鍵反応である[4+2]付加環化の基質3の合成に成功した。3[4+2]付加環化は、200度近い加熱条件下でも進行しなかったので、現在、超高圧下での反応を検討中である。