表題番号:2018K-251 日付:2019/04/05
研究課題AMPからのATP再生系を共役させたアデニル化酵素によるアミド化合物生産
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 助手 鈴木 伸
研究成果概要
 D-アミノ酸含有ジペプチドの合成法開発を目的として、D-アミノ酸(D-Xaa)を基質とするアデニル化酵素を探索した。Brevibacillus parabrevis IAM 1031由来TycA-AがD-Trp, D-Phe, D-Tyr, D-Ala, D-Leu, D-Metの6種類、Bacillus licheniformis NBRC 12199由来のBacB2-AがD-Lysを基質とすることを見出した。さらに、TycA-AおよびBacB2-Aを利用することでD-Xaa-D-ProやD-Trp-D-XaaあるいはD-Lys-D-Xaaなど多種多様なD-アミノ酸含有ジペプチドの合成に成功した。