表題番号:2018K-156 日付:2019/02/04
研究課題トランザクティブ・メモリー・システムとチーム構成要因に関する定量的研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 商学部 助手 大沼 沙樹
研究成果概要
 本研究では、チーム構成要因がトランザクティブ・メモリー・システム(transactive memory system、以下TMS)に及ぼす影響を定量的に実証することを目的とする。チーム構成要因として、性別多様性に焦点を当てた。実際に日本企業では、女性の雇用者が増加し続けており、男性が大多数を占めていた職場に女性が加わることが増えている。このような職場環境の変化を見ても、互いの持つ異なる知識の理解は不可欠である。本研究は、製薬メーカーA社に所属する従業員に対してアンケート調査を実施した。その結果、チームの性別多様性がプレッシャーのある風土とTMSの関係をモデレートするという結果を得た。