表題番号:2018K-146
日付:2019/04/08
研究課題白亜紀末の大量絶滅時における浮遊性有孔虫の光合成共生生態の進化
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 教育・総合科学学術院 教育学部 | 准教授 | 守屋 和佳 |
- 研究成果概要
本研究では,白亜紀/古第三紀境界(K/Pg境界)(およそ6千6百万年前)に起きた大量絶滅事変時における,一次生産停止仮説の検証を目的とし,K/Pg境界を通じた浮遊性有孔虫の化石群組成,サイズ分布の解析を試みた.
研究には,統合国際深海掘削計画第342次航海およびオランダ・マーストリヒト近傍の陸上露頭から採取された,K/Pg境界を含む一連の試料を用いた.これらの試料を洗浄し,堆積物中に含まれる浮遊性有孔虫化石を抽出し,解析を行った.