表題番号:2018K-137
日付:2019/04/08
研究課題訪日教育旅行行動の空間構造に関する研究:台湾訪日教育旅行を事例に
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 教育・総合科学学術院 教育学部 | 助手 | 呉 鎮宏 |
- 研究成果概要
本研究では、台湾からの訪日教育旅行の観光行動の特徴を解明するため、各機関へ調査を実施し、2015年に実際に催行された行程に基づいて、訪日期間中の行動内容とその空間的特徴を検討した。訪日教育旅行は出入国の空港(同一空港からの出入りの有無)や滞在期間の制限(補助金の規定)、学校交流にかかる時間などの関係で、概ね3~5県を回る固定化傾向のある周遊型ツアーが主要なパターンだといえる。また、観光体験の対象は教育的意味が求められ、知名度が低い観光資源でもアピールの仕方次第で訪日教育旅行ツアーの誘致が可能であることが判明した。研究の成果は2019年日本地理学会春季学術大会において発表した。