表題番号:2018K-054 日付:2019/11/23
研究課題弁護士の利益相反の規律に関する基礎研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 大学院法務研究科 准教授 石田 京子
研究成果概要

本研究「弁護士の利益相反の規律に関する基礎研究」は、未だ必ずしも学術的な理論の確立に至っていない法曹倫理という学問的分野について理論的体系化を目指すため、その中核として位置付けられる利益相反の理論について基礎的な研究を行うものであった。2017年度より、科学研究費補助金(基盤C)を受けることが叶い、本補助金と合わせて効果的に研究を進めている。2018年度は、主にアメリカの裁判手続きにおける利益相反を理由とした欠格申し立ておよび、ドイツの事務所の移動に伴う利益相反の規律に関する議論の展開について検討し、大阪弁護士会の倫理研修において報告した。

科研研究はさらに2019年度も継続するため、継続して本テーマを検討していく。