表題番号:2018K-031 日付:2019/04/07
研究課題改正商法における船舶衝突規定の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 教授 箱井 崇史
研究成果概要
2018年改正商法において、船舶衝突規定には大きな改正が加えられたといえる。本研究は、その改正点全般を俯瞰するとともに、重要改正点についての検証を目的とした。その中心としたのが船舶衝突の意義であり、これは報告者がかつて公表した研究の改正による影響を考察するものである。研究の後半に行政職に就くという想定外の事情があったものの、研究そのものは予定通りに実施することができた。研究成果は、個別論文を予定していたが、こうした事情により、報告者の編著書である『船舶衝突法』(2012年、成文堂)を商法改正に合わせて改訂する中で公表する方針とした。現在、2校校正中であり、年度内に刊行予定である。