表題番号:2018K-025 日付:2019/04/09
研究課題司法的論点を伴う発話行為の語用論的分析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 教授 首藤 佐智子
研究成果概要
 本研究では、司法的論点を伴う状況で発話された内容がどのような発話行為を意図し、どのように解釈され、最終的には司法コンテクストでどのような意味をもったかを検証することを目指した。特に謝罪という発話行為に焦点を当てた。発話が謝罪であったかが争点となったケースと謝罪が司法の場において事実認定の材料として利用されたケースの分析を行った。前者は司法的な議論には至らなかったが、政治的な意味をもつとして、発話データがインターネット上で公開されており、これは分析の好対象となった。分析結果を現在執筆中であるが、謝罪と遺憾表明という発話行為の違いに着目し、Searle(1969)の成立条件の概念を用いてその違いを説明する。